「ほかの芸能プロの社員はオープンに募集していることがあったが、ジャニーズ事務所がこのような形で募集したのは聞いたことがない。よほど、人が足りなくて困っているのでは」(芸能プロ関係者)
同サイトによると業務の内容は「所属タレントのマネージメントや育成」。応募の条件は未経験者でもOKだが、年齢は30歳まで。学歴は専門・大学卒以上。タレントの送迎をするため、要普通免許(ペーパードライバー不可)となっている。
気になる待遇だが、大学・大学院卒は月給21万円以上、専門卒は月給18万円以上で「※応相談」のただし書きが。勤務時間は午前11時から午後7時、休日・休暇は「日曜、祝祭日 会社指定の土曜 夏季 ほか」となっているが、当然のように「※タレントのスケジュールにより変動します」の一文が。また、各種社会保険完備となっている。
ちなみに、16年11月17日に発表された厚生労働省の「平成28年賃金構造基本統計調査」によると、大学卒の初任給(6月分)の平均は20万3,400円だから、ジャニーズはその額をやや上回っている。
「文面ではまったく伝わらないがかなりハードな現場。今の若い人ではつとまらない仕事だと思う。当然、そのあたりも考慮して慎重に選考が行われるはず。ジャニーズのマネージャーともなれば、かなりの“極秘情報”を握るので信頼できる人物でなければつとまらない。昔のことだが、スケジュールをファンに売って小遣い稼ぎした揚げ句、スケジュール帳を持って失踪したマネージャーもいた」(テレビ関係者)
求人掲載は今月13日まで。書類選考と面接を経て内定するという。