☆シンハラージャ
2017年12月24日(日)阪神第6R芝1800m戦に出走予定のシンハラージャ。馬名の由来は『「ライオンの王国」という意味を持つスリランカの国立公園。母名より』。牡、栗毛、2015年4月22日生。栗東・石坂正厩舎。父オルフェーヴル、母シンハリーズ、母父Singspiel。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額1億2000万円。半兄には11年ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)を勝ったアダムスピーク(父ディープインパクト)や15年若駒Sを勝ったアダムスブリッジ(父ゼンノロブロイ)がおり、半姉には16年マーメイドS(GIII)を勝ったリラヴァティ(父ゼンノロブロイ)や16年オークス(GI)を勝ったシンハライト(父ディープインパクト)など、兄妹には活躍馬がズラリ。本馬は、偉大な兄姉に負けず劣らずの素質の持ち主。緩さはあるが、各パーツがしっかりとしており連係が良い。骨量が豊富で、それにともなって筋肉量もこれから益々増えてくるだろう。非常にバネがあり、ブレのない安定した走りをしており、クラシック戦線を賑わす存在になるだろう。なお、鞍上にはV・シュミノー騎手を予定している。
☆ウムラオフ
2017年12月24日(日)中山第5R芝2000m戦に出走予定のウムラオフ。馬名の由来は「公転(独)」。牡、青鹿毛、2015年1月17日生。美浦・堀宣行厩舎。父ステイゴールド、母ウミラージ、母父Monsun。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主は社台レースホース。愛馬会法人・社台サラブレッドクラブの募集馬で総額4000万円。半兄はダート中距離戦で3勝を挙げたヴォルケンクラッツ(父マンハッタンカフェ)や、芝の2000m以上で4勝を挙げているウムブルフ(父ディープインパクト)がいる。本馬は父ステイゴールドに似た造り。特に頸から背中、トモにかけてのラインはそっくり。上質な筋肉を持ち、代謝の良さそうな皮膚感。全体のバランスが良く安定感がある。距離は2000m以上が良さそうだ。なお、鞍上にはR・ムーア騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。