◎ダイワマッジョーレ
○リアルインパクト
▲マウントシャスタ
△ドナウブルー
△クラレント
△ガルボ
前走・中山金杯のダイワマッジョーレは、行きたがる面を見せた上、スムーズさも欠いて5着。明らかにかかっていたし、距離も幾らか長い印象のレースぶりだった。それでも勝ち馬から0.4秒差に踏ん張ったの地力の高さ故。今回は、2F短縮のマイル戦でかかる心配がない上、3戦2勝GII2着1回と得意の左回り。先週から追い切りで負荷をかけており今週の動きは絶好だった。状態は申し分なく、巻き返し必至とみてよいだろう。思い切って穴狙いでいく。
2011年に3歳で安田記念を制して以来、白星から見放されているものの、決して力が衰えたわけではないリアルインパクトも不気味。昨秋は、毎日王冠4着、マイルCS5着ながら勝ち馬とのタイム差はいずれも0.3秒。これまで戦ってきた相手を考えれば今回は明らかに楽。GI馬が別定GIIIに56キロで出走できるのも大きなアドバンテージだ。春に向けていいスタートを切るためにもここは意地を見せなければなるまい。
他では、リゲルSでハナズゴールの後塵を拝したマウントシャスタも久々のマイル戦を無難に乗り切り全快ムード。重賞未勝利ながら、素質馬揃いの池江厩舎でもトップクラスの評価を受ける逸材であり今年の飛躍が期待される。また、マイルCS3着のドナウブルーや同舞台の富士Sを勝ったクラレントも流れが向けば勝ち負けに加わってきそうな一頭。58キロガルボは斤量面で不利だが、実績的には最上位の一頭だけに連下には食い込んできそうだ。
【馬連】流し(1)軸(5)(9)(11)(13)(16)
【3連単】フォーメーション(1)(13)→(1)(11)(13)→(1)(5)(9)(11)(13)(16)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。