TBSラジオの片山右京がパーソナリティを務める番組「feel the mind」(10月5日から8日まで、各日17時5分から放送)の収録を行った蝶野。この日は自身のプロモート興行に、特別レフェリーとしてKONISHIKIの招集を正式発表した。
今回裁く試合は曙VSジャイアント・バーナードVS吉江豊の巨漢3レスラーがしのぎを削るボディースラム3WAYマッチ。蝶野いわく「ただでさえ3WAYのレフェリングは難しい。試合のカギはレフェリー」とのことから「誰があの3人を裁けるか考えたときに、彼なら3人のケンカに入れると思った」という。
蝶野はKONISHIKIとは古くからの知人で、兄のアティサノエさんに至っては、新日プロで新弟子時代をともにし「一緒に六本木のディスコに行った」間柄。それゆえ親交のあるKONISHIKIにレフェリーを依頼した背景もあるが、その一方で懸念要素も。
蝶野は「あとはエキサイトして試合に加担しないかどうか…」と一抹の不安も漏らし、新日プロの坂口征二相談役を立会人に指名した。
また、同興行で初防衛戦を行うIWGPヘビー級王者・中邑には苦言。試合順が事実上のセミファイナル扱いだったことに「IWGPが頂点じゃないのか。こんなことだからIWGPの価値が落ちていく」と不満をぶちまけられたが、蝶野は「俺の25周年なんだからしょうがないだろ。ならメーンを食うようなインパクトを試合でみせろ」とゲキを飛ばしていた。