事件が発生したのは9月27日午後10時20分頃。福岡県北九州市小倉北区の風俗店で、客として訪れた門司税関統括調査官の東藤容疑者が、同店従業員に体当たりをして暴行容疑で現行犯逮捕された。
警察の発表によると、東藤容疑者は店内で女性従業員とトラブルに発展。女性が「頭突きをされた」と訴えたことから、男性従業員が事情を聞いていたという。その際、東藤容疑者は従業員に体当たりを行い、その場で取り押さえられた。なお、同容疑者は犯行当時酒に酔っていたのだという。
逮捕された東藤容疑者は「ぶつかったが体当たりはしていない」と容疑を否認している。現在のところ、なぜ女性従業員とトラブルになり頭突きをしたのかは、わかっていない。同容疑者は門司税関の課長級職員で、それなりの地位と収入を得ていた様子。今回の事件で、門司税関は「適切な処置を行う」と話しており、処分は避けられない情勢だ。
酒に酔って風俗店に行き、女性従業員に頭突きをした上、咎めた男性従業員にも体当たりをするという行為に、「風俗嬢を下に見ていて、頭突きしたんだろ。最低の男だ」「取り締まるほうが取り締まられて実に情けない」「金の力に物を言わせて風俗嬢を口説いたんじゃないの?金しか魅力のない情けない男」など、怒りの声が噴出する。
そして、「恥ずかしい。懲戒免職が妥当だ」「公金で風俗に行っているだけでも気分が悪いのに、女性とトラブルって。こんなやつを今後も働かせておくの?」など、門司税関に厳しい処分を望む声も多かった。
門司税関では、9月上旬にも55歳の門司税関戸畑税関支署若松出張所長が、全く面識のない他人の駐車場に無断で侵入したとして、住居侵入容疑で逮捕されている。コンプライアンス意識が低いのか、それとも一般市民を小馬鹿に下に見ているのか。かなり奢った意識があると言われても致し方ないだろう。