「橋本は13歳でデビュー。同期に上戸彩(29)がいたんですが、上戸と違って売れない日々が続いた。事務所を移籍して、自らセクシーさを売りにするというセールスポイントを見つけて、ブレイクしたんです。忍耐強い女性ですよ」(元所属事務所関係者)
'97年、橋本は『オスカープロモーション』が主催する『第7回全日本国民的美少女コンテスト』で演技部門賞を受賞。郷里の山形県から上京し、オスカー所属で芸能界デビューした。
「同年のコンテストでは、上戸が審査員特別賞を受賞。橋本は上戸と同期だったんです。それだけに、今となって『オスカーは上戸の売り出しに躍起になりすぎて橋本が売れなかった』と言う連中がいますが、事実は違いますよ」(同)
橋本はデビュー間もなく、NHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』('03年)で千姫役に抜擢されている。
「この大河ドラマは主演の市川海老蔵の相手役に事務所の米倉涼子が選ばれた。米倉とのバーターで入れたんです。2回出演しましたが、注目されませんでした。その後も“西村京太郎ミステリー”シリーズなど何本かドラマ出演させるんですが、ブレイクしませんでした」(事情通)
一方、上戸はドラマ『涙をふいて』('00年)で一躍脚光を浴びて以降、人気女優のまま現在に至る。
「橋本と上戸は全くタイプが違う。皮肉にも、演技部門賞を受賞したものの、実戦(収録本番)で力が発揮されなかった。グラビアもやったんですが、事務所の方針で過激なセクシーグラビアはやらせませんでしたからね。橋本の魅力を事務所スタッフも発見できなかったんです」(事務所関係者)
橋本は3年前に移籍したことで運が開けた。
今後、橋本が目指しているという“国民の愛人(あいのひと)”に成長することを期待したい。