成長著しい3歳馬のマイネルラクリマをイチ押し。
先行集団の中でスムーズに折り合って小差3着(0秒2)と好走した、前走の富士Sは真骨頂。とりわけ最後の200メートルを過ぎてから、二枚腰を使って伸びてきた内容は評価でき、地力強化の跡は歴然。
休み明けのオールカマー(6着)を使って、調子が上向いていたことも見逃せない。まだ底が割れてない3歳馬でプラスアルファは、どの馬より大きいことも強調材料。
最終週を迎え、荒れて力の要る馬場を味方に今度は、先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
京成杯AH、富士Sを連続2着中のアプリコットフィズが相手だが、持ち時計メンバー最速のゴールスキーも圏内。
◎10マイネルラクリマ
○5アプリコットフィズ
▲14ゴールスキー
△8エアラフォン、13ガルボ
☆東京10R「晩秋特別」(ダ2100メートル)
短期放牧を挟みフレッシュな状態に仕上がった、コスタパルメーラにチャンス到来。
馬込みの中で落ち着いて走っていた、前走の松戸特別2着は成長の証し。素質に精神力の強さが備わったとなれば、まず大崩れすることは考えられない。
他に強力な同型馬が見当たらず、展開もおあつらえ向き。逃げ切りが決まる。
実績からニシノヴァンクールが強敵だが、もう1頭の3歳馬オメガスカイツリーも力を付けている時だけに要注意だ。
◎3コスタパルメーラ
○1ニシノヴァンクール
▲12オメガスカイツリー
△6プロヴィデンス、15パクサ
☆東京9R「からまつ賞」(ダ1600メートル)
素質馬のヴィットリオドーロが混戦を断ち、2連勝を達成する。
母プリエミネンスは12勝を挙げた名牝で、ダートは鬼の血統だ。普通に走ってくれば結果は付いてくるだろう。
当面の相手はヴィンテージイヤー。末脚は確かで好勝負に持ち込みそう。
◎3ヴィットリオドーロ
○10ヴィンテージイヤー
▲5ミリオンヴォルツ
△4タイセイスティング、9ツクバヤマノオー
☆小倉11R「田川特別」(ダ1700メートル)
展開の利が大きい、アルスマルカートの逃げ切り。
前走9着は2連勝のあと楽をさせ、太め残りが響いて失速したもの。抜かりなく仕上がった今回は、マイペースの一人旅を決める。
相手は、休み明け2戦目で走り頃のメイショウエバモアと、上がり馬のペガサスフラッシュ。
◎5アルスマルカート
○14メイショウエバモア
▲8ペガサスフラッシュ
△1メイショウサリマン、10エターナルロブロイ
☆京都11R「京阪杯」(芝1200メートル)
休み明け2戦目のスワンSを小差2着(0秒2)と逃げ粘った、GI馬ジョーカプチーノが貫録勝ちを決める。
相手は、復調著しいアーバニティと、究極の上がり馬ロードカナロア。
◎9ジョーカプチーノ
○12アーバニティ
▲3ロードカナロア
△5キョウワマグナム、7ワンカラット
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。