破竹の2連勝で大阪スポーツ杯を圧勝(1馬身3/4)した、ウィキマジックの勢いは止まらない。
番手マークから抜け出し、人気のインペリアルマーチを子供扱いした実力は半端じゃない。とりわけ、〈4210〉とすべて3着以内に入っているセンスの良さと、7戦すべて千四という点も、特筆されて良い。
これからまだまだ強くなる3歳馬で、プラスアルファは計り知れない。オープン初挑戦の壁も、この馬なら難なく突破出来ると、確信する。
ハンデも据え置きの55キロだし、大いに期待したい。
実績は最右翼のバーディバーディが相手。休み明け3戦目で走り頃だし、好勝負に持ち込みそう。昨年2着のケイアイテンジンも圏内だ。
◎11ウィキマジック
○10バーディバーディ
▲3ケイアイテンジン
△7インペリアルマーチ、12ブライトアイザック
☆東京10R「奥多摩ステークス」(芝1400メートル)
前走の白秋Sで3着と好勝負を演じた、シルクウェッジが一段と調子を上げておりチャンス到来だ。
僅か1キロとはいえハンデ(56キロ)が軽くなったのも有り難い。好走条件が整い、先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
素質高いプランスデトワールと、タイキパーシヴァルの3歳両馬が相手になる。
◎18シルクウェッジ
○17プランスデトワール
▲12タイキパーシヴァル
△9ヤマカツハクリュウ、10サザンスターディ
☆新潟11R「福島記念」(芝2000メートル)
遅れてきた大物、モンテエンが2連勝で重賞制覇だ。
故障に見舞われ、3歳のシーズンは棒に振ったが、戦列復帰以降は7戦4勝、2、3着各1回(5着1回)と安定感は抜群。どんな展開にも対応できるセンスの良さは、実力の証しだ。
素質本格化した今なら、ハンデ55キロを味方に金星奪取の可能性は高い。
相手は、もう1頭の上がり馬アドマイヤコスモスと、コース巧者のセイクリッドバレー。
◎7モンテエン
○9アドマイヤコスモス
▲5セイクリッドバレー
△6マイネルスターリー、11マイネイサベル
☆京都11R「マイルチャンピオンシップ」(芝1600メートル)
休養を挟み2連勝で前哨戦のスワンSを圧勝(0秒2差)した、リディルが一気呵成に頂点を極める。
安田記念は3歳馬リアルインパクトの前に7着と後塵を拝しているが、58キロ対54キロと4キロの斤量差は大きかった。それで、0秒3差だから力はある。
夏を境に本格化。春とは馬のデキが違うし、斤量が1キロ差に接近した今回は一矢報いる。
リアルインパクトが相手だ。輸送、コースなど試練はいくつもあるが実力でカバーして不思議はない。復調成った、エイシンアポロンの差し脚も怖い。
◎17リディル
○8リアルインパクト
▲5エイシンアポロン
△1フィフスペトル、11グランプリボス
☆京都10R「宝ケ池特別」(芝1400メートル)
休み明け2戦目で走り頃のニジブルームが得意コースで、3勝目をゲットする。
新馬戦でホエールキャプチャを一蹴している、ジョーアカリンと、1戦ごとに地力強化の跡を示す、ブラボースキーが相手になる。
◎2ニジブルーム
○9ジョーアカリン
▲3ブラボースキー
△5エーシンウェズン、10レオプライム
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。