候補生からメンバーに昇格した道重は、同グループの生徒会長を務める小田桐奈々から「これからもよろしくお願いします」と正式メンバーの証であるティアラを頭に載せてもらうと「正規メンバーになるまでに約2年かかったんです。2年というと放課後プリンセスでは一番時間がかかった方なんですが、先にメンバーになった子がいたり、焦ったり不安になったこともいっぱいあったんです。でも、こうしてティアラをつけていただいて、ようやくプリンセスになれたなと実感できました」と感激の表情。
載冠式後は報道陣の囲み取材にも応じ、道重さゆみとの関係についても改めて「遠縁の親戚になります。はとこです」と告白。「親同士が連絡をする程度の遠縁」で、道重さゆみ本人とは会ったことがないというが、「アイドルの大先輩。わたし自身が一ファンとして見てずっと憧れていました」と話し、「わたしもこれからアイドルとして、放課後プリンセスの一員としてきらきら輝いていきたいです」と意気込みを語っていた。
放課後プリンセスは“16時を境にお姫様に変身”をコンセプトに、4年間地下アイドルとして活動。前日にメジャーデビューミニアルバム「制服シンデレラ」を発表し、10月28日には白雪姫をモチーフにした1stシングル「消えて、白雪姫」をリリース予定で、道重の加入はグループとしても大きな弾みとなる。
生徒会長の小田桐は「メジャーデビューという夢が叶って本当に胸がいっぱい。武道館で単独ライブをするという目標も絶対達成したいと思います」とにっこり。暮れの紅白へも色気を見せ、「出たいです。ずっとメンバーともその話をしているんです。全国のみなさんに放課後プリンセスを知ってもらえるようになりたいです」と目を輝かせて発言していた。
(取材・文:名鹿祥史)