K-1がいよいよ女子格闘技に本格参戦だ。
選手発掘プロジェクト「K-1トライアウト」、最強高校生を決める「K-1甲子園」など、次々に新たなコンテンツを生み出してきたK-1。今年はK-1女子部門を新設する構想が明らかになった。
谷川EPが「K-1が発展していくには世界、10代、そして女子がキーワード。K-1では世界中で予選を開いてきたし、K-1甲子園で10代の発掘もした。次は女子。今年中にイベントをやる」と発表。年内に「女子格闘技の祭典」を開催することを表明した。
女子イベント旗揚げに際し、今月20日には「K-1MAXコリア」(韓国ソウル、セントラルシティー・ミレニアムホール特設舞台)のセミファイナルで女子の試合を開催する。現在、韓国で空前の人気を誇る美人ファイターで「韓国マット界のキム・ヨナ」と呼ばれるイム・スジョン(=写真)と、日本の女子高生シュートボクサー、REINAの一戦が発表された。
現時点では「K-1ルールのほかに総合ルールの試合もやるかもしれないし、選手についても情報を集めている段階」という谷川EPだが、早くも女子イベントの参戦選手について言及した。
「K-1の会場などで女子レスリングの吉田沙保里選手や浜口京子選手らと会ったときに、何か一緒にやりたいと思っていた。まだ話をしてませんが、吉田選手の大ファンなのでぜひ出てきてもらいたい」と女子レスリングの絶対女王に参戦を呼び掛けた。また、「水野裕子さんもいいなぁ。出てほしいな」と、過去にTBSの番組企画で総合格闘技に挑戦したこともある人気スポーツタレント、水野裕子にも参戦ラブコールを送った。
「新聞で女子アスリートはあれだけ報道されてるし、K-1も女子のコンテンツは、この先、重要。ほかのスポーツに負けないものを築く。大マジメにやる」と谷川EPはK-1女子イベントをアピールした。