デイヴ・グロール、バンドと家族に対する哲学

　デイヴ・グロールは、まさか家族と仕事を両立できるとは一度も思ったことがなかったそうだ。
　妻ジョーディンさんの間に娘のヴァイオレット(4)、22か月なるハーパーを持つデイヴ、誰もが自分ほどツイているとは思わないので、仕事を縮小したり、子供達をツアーに連れて行ったりすることが出来ることがありがたいと感じているとコメントした。
　「僕自身が両親とすごくいい関係だから、いつも自分も家庭を築きたいと思っていたんだ」「バンドで、ツアーに出て、仕事をして、ロードに出掛けるミュージシャンでいる限り、それは考えられなかったね」「そしたら、それが出来るかどうかは自分次第だったわけで、ラッキーにも僕らは両立出来ているんだ。大勢の人間がそれに苦労しているけど、僕達はツアーを減らしたり、必要なら家族をツアーに同行させたりするなんてことが出来て、どれだけラッキーかっていうことも分かっているさ」

　またデイヴは、バンド仲間の1人が起こした大惨事が自分の人生を見直すことになったのと、なんとなく交際を始めた妻に関して告白した。
　「ツアーにいったらドラマーが薬物を過剰摂取したんだ。あれは本当に最悪だった」「それで自分の人生を見つめ直したんだ」「ロサンゼルスに戻った時、すぐにカノジョに電話して、『飲みに行こう』って誘ったんだ。ただカタをつけるためにね。その時から彼女は結婚指輪をはめているよ…それからずっと僕らは一緒ってわけ」