「乃木坂は、オリコンの上半期シングルランキングでは2位、アルバムランキングでは1位をそれぞれ獲得。今年連覇すれば、女性グループとして史上初の3連覇。その栄冠を“手みやげ”に白石麻衣が卒業するのでは、と言われている」(音楽業界関係者)
その対抗馬と言われているのが、昨年同様、同じ「坂道シリーズ」の欅坂46だという。
「オリコンの上半期ランキングではシングルで3位を獲得。勢いは落ちていないので、初の栄冠獲得の可能性もありそうです」(同)
一方、CDの売り上げのみならず、ストリーミングなどから総合的にチャートを算出する「ビルボード 2019年上半期TOP ARTISTS」では、1位があいみょん、2位が米津玄師、そのほかトップ10には、back number、ONE OK ROCK、星野源などが入っている。
「そもそも、レコード大賞という呼び名が古いし、一部で大賞受賞を巡る“裏金問題”を報じられたこともあって、権威は失墜。オリコンよりも、ビルボードのランキングの方が音楽ファンの需要を現している」(芸能記者)
毎年同じような顔触ればかりが大賞候補にノミネートされているレコ大だが、その“慣習”は変わることがなさそうだというのだ。
「まず、大賞受賞の歌手はスタジオで生歌唱するのが絶対条件。そもそも、芸能界の大物が牛耳っているので、選考会で審査員たちが自由に発言して好きなアーティストを推すことができないような状況。そう簡単に変わるはずがない」(同)
大賞選考をめぐるサプライズは今年もなさそうだ。