朝日杯FSをセイウンワンダーで制して意気上がる領家厩舎。クラシックへ向け、もう1頭のエース格として期待されているのがタキオンクールだ。
前走の中京2歳Sは3着だったが、出遅れて道中は後方から。「まだ2戦目でキャリアの浅さが出た。それでも、直線はよく伸びていたし、今後につながる競馬はできた」と師は振り返った。前残りのスローペースだっただけに、より内容は評価できる。
中間は順調に乗り込まれている。「本格化するのは今年の秋になってから」というものの、「体はパワーアップしてきているし、どんなレースでもできるのは強み。ここで結果を出してクラシック路線に乗せたいね」と期待は大きい。
リーディングサイアー・アグネスタキオンが父。その決め手に注目だ。
【最終追いVTR】古馬1000万のマルヨカレッジに胸を借り、坂路で800メートル54秒5→39秒4→12秒7を計時。ラストの追い比べではパートナー以上の切れ味を見せ、堂々の0秒5先着。最後までシャープな伸びを見せ、動きは文句なしだ。