会心の騎乗で勝利に導いた勝浦騎手は、感無量の面持ち。「何回も乗っているけど、難しいイメージしかなかった。速く抜け出すと遊んじゃう。だから、ギリギリまで追い出しを我慢した。馬もよく我慢してくれた」と愛馬の労をねぎらった。
これまで6度コンビを組んだが、なかなか人馬の息が合わず勝浦騎手は歯がゆい思いを味わってきた。ところが、この日は人馬一体となり完全燃焼。高橋成厩舎に今年の初勝利をもたらした。
一方、高橋成師は「真面目に走れば勝って不思議のない馬。次走は小倉のKBC杯(オープン ダ1700m 8月10日)に行きます」。勝利の味をかみしめていた姿が印象的だった。