「知り合いの男性と飲みに行った時のこと。しばらく飲んだ後、『どうしても紹介したい良い感じの店があるから行こう』と2軒目に誘われました。でも、すでに時間は遅く、もう1軒行ったら確実に終電を逃す時間帯でした。そのことを伝えると、『大丈夫、大丈夫。なんとかするから』と言うので、仕方なくついていくことに。でも、そのお店は特別でもなんでもなく、ありふれたバーでした。さらに、さっきまで紳士的だった彼が、急に下ネタばかり振ってくるようになったんです」
そのバーで相手の男は、華さんにしばらく恋人がいないことを知ると、「で、あっちの方はどうなの?」と、性的な質問ばかり繰り返し、体を密着してきたという。
「その行動を見て、完全にそれ目的だったんだと察知しました。あまりにしつこかったんで、『そういうことするなら帰ります』と冷たくあしらうと、お開きとなりました。でも、一番驚いたのは店を出てからです。彼は私にタクシー代も払わず、『じゃ、俺はカプセルホテルに泊まってくわ』とそのまま行ってしまいました。基本、誘っておきながらタクシー代を払わない男はありえないと思っていて、しかも相手は年上ですからね。40過ぎてタクシー代も払えないんだと、ドン引きしました。それくらいは払ってほしいです」
その日、数千円かけてタクシーで帰宅したという華さん。その男とは2度と会わないと決めたという。
写真・extranoise