「バーやダーツセットなんて、全然マシですよ。確かに“カッコイイだろ”という押し付け感は伝わるかもしれませんが、好感を持っている相手ならば引くまではいきません。でも、私が過去一番ドン引いたものはペットボトルです。ある男の部屋へ行った時、パソコンのデスク周りに、2リットルのペットボトルが3つくらい並べられていました。そのラベルはミネラルウォーターだったんですけど、中身が黄色かったんですよね。まさかと思って聞いたら、やはり尿でした」
彼は普段から専業で、スキャルピングと呼ばれる株や為替の短期トレードを行っており、できるだけパソコンの前を動きたくなかったそう。そのためトイレを使わなくなり、ペットボトルにするようになったようだが、友梨さんはその行動を受け入れられなかったという。
「私は『ちゃんとトイレ使いなよ』と言ったのですが、彼は『大の時はちゃんと使ってるし、水道代の節約にもなるからいいじゃん。これは簡単にできる男の特権だよ』と自慢げに語っていて、もうこの人とは無理だと思いました。どんな好きな人でも、部屋でペットボトルで用を足していたら冷めますよ」
それ以来、黄色い飲み物を見ると、彼の部屋を思い出してしまうという…。
写真・French Tart