そんな中田ことあっちゃんには、かねてからある疑惑がつきまとっていた。バイセクシャル説である。フェイスラインにヒゲを蓄えるあっちゃんの姿が、新宿2丁目界隈で何度も目撃され、男性と恋人さながらの雰囲気だったという。
「俺も聞いたことある」と、今田耕司と東野幸治が深夜バラエティ『KOZY'S NIGHT 負け犬勝ち犬』(テレビ東京系列)で盛りあがったことで、信ぴょう性が倍増。ならばと、2日オンエアぶんで本人を招き、トラップを仕掛けながら、真か否かを検証した。
インタビューをしながら、あっちゃんの尻をさわる今田。これには、「クレイジーですよ」とややキレ。続けて、右胸をもむと、とっさにその手を避けた。東野が、「ブラ(ジャー)とかしてない? (テレビで)言わんと」とうながすと、「ブラはしてません! …なんだ、これ!」とノってボケて見せた。
あっちゃんのバイセクシャル説は、完全に白。潔白の身である。むしろ、『アメトーーク!』(テレビ朝日系列)では「中学の時イケてないグループに属していた芸人」の企画回に連続出場するほど、学生時代は暗く、勉強ひと筋。ジャン・レノに憧れて丸眼鏡をかけるも、「滝廉太郎」というあだ名をつけられ。茶道部に入部するも、友だちができず。
だから、ソッチの道に走ったという事実はまったくなく、何事にもストイックでまっすぐ。福田と交際してからは、彼女ひと筋のようだ。(伊藤由華)