3歳ダート王を決めるJDDは、ジンマシンに見舞われるアクシデント。当日に取り消すハメとなったが、「すぐに症状は引いたし、その後は順調に調整できています」と佐藤助手の表情に不安の色はない。
仕切り直しの一戦となるはずだったブリーダーズGCは除外対象。ここクイーンSへ駒を進めることになったが、両レースの施行日はわずか3日違い。その影響は皆無に等しい。
「現状ではダートの方が良さそうだけど、洋芝の札幌ならパワーが生きるんじゃないかな。もともとブリーダーズGCと両にらみで調整してきたから、状態もいいしね」
ここで桜花賞1・2着馬を倒せば、春は夢舞台に終わった牝馬3冠ロードも見えてくる。北の大地でユキチャンが再び輝きを放つか。