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函館SS 3歳グランプリエンゼル完勝 矢作師「サマースプリント王者狙う」

 サマースプリントシリーズ第1弾「函館スプリントS」(GIII、札幌芝1200メートル、5日)は、1番人気に推された3歳牝馬グランプリエンゼル(牝3歳、栗東・矢作厩舎)が古馬勢を蹴散らし快勝。短距離路線の新星として名乗りを上げると同時に、サマーシリーズ優勝へ力強く前進した。勝ち時計は1分8秒5(良)。

 「1カ月前から減量を開始して、51キロでも馬を動かせる体をつくってきた」。この熊沢騎手のガッツに馬もしっかり応えたといえるだろう。前半3F通過33秒8の平均ペースを、好位3番手でスンナリ流れに乗ると、4角では早々と先行2頭を飲み込む構え。直線半ば先頭に立ったが、「最後までタレずに辛抱してくれる馬なので、自信を持って追い出した」(熊沢)。脚色は最後まで衰えることなく、1馬身以上の優位を保ったままゴールを駆け抜けた。

 今後、目指すはむろん夏のスプリント王者。今回と同じく浦河のジュウジデイファームで調整し、同じパターン(直前入厩)でキーンランドCを使う予定だ。「結果次第では、欲をかいてセントウルSも考える。サマーシリーズのチャンピオンを狙ってみたい」とは矢作調教師。
 今回、出走すれば1番人気必至だったビービーガルダンが故障するなど、イマイチ古馬勢の層は薄い。3歳牝馬が夏の主役をこのまま演じ続けるシーンも十分ありそうだ。

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