search
とじる
トップ > 芸能ニュース > 【週刊テレビ時評】“連ドラクイーン”はいずこへ… 山口智子出演の「ゴーイングマイホーム」低迷続く

【週刊テレビ時評】“連ドラクイーン”はいずこへ… 山口智子出演の「ゴーイングマイホーム」低迷続く

 かつて、“連ドラクイーン”と称された高視聴率女優・山口智子が、96年4月期の「ロング・バケーション」(フジテレビ系列)以来、16年ぶりに連続ドラマに出演することで注目を集めている「ゴーイングマイホーム」(フジテレビ系列/火曜日午後10時〜/阿部寛主演)の視聴率が、さっぱり上がらない。

 初回(10月9日)こそ13.0%(視聴率は以下すべて、ビデオリサーチ調べ、関東地区)とまずまずだったが、第2話(同23日)では8.9%と急落。第3話(同30日)は8.4%、第4話(11月6日)は7.7%まで落ち込み、回を重ねるごとに視聴率が下がっていくという、まさに最悪の状態となった。

 同ドラマは山口、主演の阿部の他、宮崎あおい、西田敏行、阿部サダヲといったそうそうたるメンバーが脇を固めており、それでいて、この数字では言い訳はできない。同時間帯は強力な裏番組があるわけではなく、第4話ではNHKドラマ10「シングルマザーズ」(沢口靖子主演/火曜日午後10時〜)の9.7%に完敗する始末。そもそも、NHKドラマ10の枠自体、視聴率をもっておらず、それに負けたとなると大問題。“連ドラクイーン”と呼ばれた山口にとっては、あまりにも長すぎたブランクが響いたようだ。

 木曜日午後9時の医療ドラマ対決は、先々週の11月1日、日本シリーズ中継のため、米倉涼子主演「ドクターX〜外科医・大門美知子〜」(テレビ朝日系列)が休止したため、対抗する仲里依紗主演「レジデント〜5人の研修医」(TBS系列)が視聴率を9.7%まで上げた。注目された8日の視聴率は、「ドクターX」第3話が17.4%で貫録を見せつけ、「レジデント」第4話は5.6%と急落した。もはや、勝負ありは明らかで、「レジデント」はこのレベルの数字が続くようなら、打ち切りとなる危険性もありそうだ。

 また、木村拓哉主演「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」(フジテレビ系列/月曜日午後9時〜)第3話(5日)は15.2%にとどまり、第2話(10月29日)の18.8%から3.6ポイントも下げてしまった。
(坂本太郎)

関連記事


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ