この日、田口隆祐&金本浩二と組み、浪口修&佐藤耕平&大森と激突した中西。いきなり場外に連れ出され、耕平&大森から鉄柵、イス攻撃などでメッタ打ちにされた。
それでも、なんとかその場をしのぎ切り、リングに復帰するとミサイルキックで反撃ののろし。合体技「人間トーテムポール」やラリアートで大暴れ。最後は金本がキックで虫の息の浪口の顔面をとらえ、大森軍を葬った。
試合後も暴れ足りない野人は大森を観客席に連れ込み、大乱闘劇を展開した。さらに「ゼロワンのへなちょこレスラー、お前らにもう一回チャンスをやる。2月17日、両国が終わったらいったるわ。3人タッグマッチでもいい。勝負したる」と宣戦布告。団体の威信を懸けた全面戦争を吹っ掛けた。
一方、ホームリングでいいようにやられ、ケンカ状までたたき付けられたゼロワン勢も黙っていない。すぐさま大森が「中西1人で来い。1対1で十分だ」とすれば、耕平も「オレが新日本行ってやるよ」と出撃宣言だ。
また、大谷晋二郎社長は「全面戦争?その気ならどうぞ。五番勝負でも、十番勝負でもやってやりますよ」とゴーサインを出した。
今後、新日プロとゼロワンのマット戦争は、激化の一途をたどっていくことになりそうだ。