「番組は、街行く若者に対し、裏垢の所有についてインタビュー。すると、悪口専用のアカウントも複数持っている人々が多いことが判明。17歳の高3女子は『言わないと爆発しそうになる。ストレス発散』とその所有目的を述べ、さらに21歳の女子大生は、ある特定の子に対する悪口を、他の友達がスクショしてバラされ、その子とは仲が悪くなったというが、どうして裏アカウントでの投稿を止めないのかという質問に、『その子を切ればイイ話なので』と笑っていた。
こうした若者の実態に対し、加藤は「友達を切るって言い方もホントいやなんだよね。何それ?って。お前、なんで上の立場なんだよ友達より。気持ち悪い」とバッサリ。さらに、「悪意のない人間はいない。僕自身も絶対ある。でも、何か言葉にしたり文字にすると、ダムと一緒で決壊するとドバドバドバ〜って出ちゃう。そういう人間だけにはなりたくない」と襟を正した。
編集者の箕輪厚介氏も、「人の悪口を言う人間になると、世の中からそういうものを見つける目になる。逆にイヤなことがあっても、自分で消化したり笑いで変えようとすると、世の中はそういう風に見えてくる」、さらに「裏垢で悪口を言って発散するって何も発散にならない」と見解を述べた。
最後に加藤も、「悪意なんて増幅させたら、自分の身を滅ぼすだけ。結果、周りに誰もいなくなる。気づかないうちに悪意を持った人間が集まっちゃう」と考えを明かした。
これに対し、SNS上では「めちゃめちゃええことゆうてたな」「同感」といった共感の声が。さらに、箕輪氏に対しても「箕輪さんのコメント、刺さった」「箕輪さん、まさにその通り」と賛同する意見も多かった。女子高生の7割が裏アカウントを所有している(デジタルアーツ調べ)と番組では紹介されていたが、加藤や箕輪氏の注意喚起を彼女たちはどう思うのだろうか。