番組が街頭で「保護者LINE」のトラブルについて調査すると、様々なエピソードが寄せられた。例えば、どこから聞きつけたのか、校内で、ある児童が別の児童をケガをさせたということを、いちいちグループLINEで報告するママがいたり、保育園の行事を話し合うグループなのに、休日にどこに出かけたなどプライベートな雑談が多く目立つようになってしまったという。
さらに代表的なのが「仲間外れ」。「『あのママは嫌いだから』という理由で別のグループLINEを作り直した」「既読スルーをしたことがキッカケで仲間外れになり、自分がいないコミュニティで様々な話が進むようになった」といったケースも。だが、だからといって退会もできないという、いわば"LINE地獄"が紹介されていた。
これに対し、加藤は「子どもたちに『イジメするな』ってキレイごと言ってるのに、裏でお母さんがそういうことを言ってるのを子どもは耳にしてますから、イジメなんかなくなりませんよ」と主張。また、「共働きで働いてるママさんもいる、専業主婦のママさんもいる、子育て3人終わって4人目のママさんもいる、初めての子で大事に育てようとするママさんもいる」とそれぞれの環境の違いを挙げながら、「意見が全員一致するワケがないっていうことを頭に入れてないと、こういうグループはできない」との考えを明かした。
そして、「僕は、はっきり言って辞める勇気だと思います」「グループLINEに入ってなくても、人生から世の中から置いて行かれることは絶対ない」と言いつつ、「そうもいかないところもあるのかな……」と最後は弱気で終わったが、SNS上では「加藤さんの言ってる通り」「加藤浩次は割と女社会のめんどくささをわかってるよね〜」「加藤浩次の意見に大賛成」といった声が寄せられている。この企画に関しては第2弾の放送も予定しているという。加藤の主張に期待が高まる。