みのるは全日本プロレス8・30両国大会で、新日本プロレスの“黒いカリスマ”蝶野正洋と組み、武藤敬司&船木と対戦する。武藤敬司デビュー25周年記念スペシャルタッグマッチ発表後は、世界タッグ防衛戦に集中すべく、口を閉ざしていたが、このほど本紙だけに船木への思いを明かした。
−−20年ぶりに船木選手がプロレスに挑戦することが決定した
「記念だからオレと対戦させてもらえるんだよ。それじゃなければ、オレと対戦できる位置にいない。20年前とは違うし、(最後に対戦した)15年前とも違う。攻め方も守り方も進化している」
−−15年前(1994年10・15パンクラス両国国技館大会)はチョークスリーパーで絞め落とされた
「パンクラスの歴史の中でベスト10には入ってるよ。ベスト1じゃないのがしゃくにさわるけどな。(当時は)対戦していくことで完成度を求めている段階だった。でも、それは完結した部分だよ。どうでもいいって。(今は)明らかにすべてにおいて上だもん」
−−2007年大みそかに総合格闘技に復帰した船木選手をどう見ている
「相変わらず節操ねぇな。何しに戻ってきたんだよ。復帰するなら最初っから辞めんじゃねぇよ。今さらどんなツラしてオレの前にくるんだよ。オレは最前線にいるからな。ハッハッハ」
−−プロレスでは20年ぶりに復帰して戦えるほど甘くはないと
「昔、一世を風靡(ふうび)した元闘魂三銃士の2人と、復帰するって、草野球から始めようとしてる人間。つらいのはオレだよ。大ケガさせないように気をつけないとな。必死になってムトーが連れてきたお客さんだから。蝶野はコキ使ってやるよ。オレの手となり足となってもらうからな。ムトーの25周年丸つぶれにしてやろうかな」
みのるの毒舌はとどまるところを知らず。早くも船木をのみ込んでしまった。