独立後、稲垣はともに独立した元SMAPの草なぎ剛、香取慎吾とともに共同ファンサイト「新しい地図」を設立。積極的にネットによるビジネスを展開し、今月16日には、来春公開予定の映画「クソ野郎と美しき世界」の製作が発表されていた。
一方、テレビは唯一のレギュラー番組「ゴロウ・デラックス」(TBS系)が、ジャニーズから独立後も放送が継続されているが、新規の仕事についてはまだ発表されていなかった。
「各民放キー局は、ジャニーズ事務所に過剰なまでに“忖度”しているため、しばらく、3人に対する新規オファーをしないのが“暗黙の了解”となっている。そこで、各局がオファーを“解禁”するのは来年の4月クールではないかと言われていた」(テレビ局関係者)
そんな中、同誌によると、稲垣が来春のフジテレビ枠ドラマで起用されることが決定。とはいえ、制作は系列の関西テレビで、どうやら、3人とマネジメント契約を結ぶ会社の社長で、元SMAPチーフマネージャーの飯島三智氏が、在京キー局では手をあげられないのを見越して地方から攻めたという。
もともと、飯島氏はジャニーズ時代から関テレにパイプがあったため実現したようだ。
「関テレといえば、草なぎ主演の03年放送のヒットドラマ『僕の生きる道』(フジ系)、SMAP解散後最初の仕事となった今年1月クールの『嘘の戦争』(同)などを放送し、どちらかというと、ジャニーズ本体よりも“飯島派”だった。今後、テレビの仕事は関テレを中心に進めて行くことになりそうだ」(芸能記者)
製作が発表された映画では3人が共演するが、ドラマでも3人の共演が実現する可能性がありそうだ。