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「使用すればいい曲が…」ヒルクライムのメンバーが初公判で苦悩を告白

 大麻取締法違反(所持)の罪に問われた、男性2人組ヒップホップユニット「Hilcrhyme(ヒルクライム)」のメンバー、DJ KATSUこと斎藤桂広被告(38)の初公判が5日、静岡地裁で行われたことを、一部スポーツ紙が報じている。

 報道をまとめると、検察側は冒頭陳述で、「大麻を吸引すればいい音楽が作れると思い込み、多いときには週4回程度使用した。依存性、常習性は強い」と指摘。一方、弁護側は「所属事務所から契約解除されるなど、社会的制裁を受けた。反省もしている」と主張したという。

 斎藤被告は、大麻を使用した理由について、「2年前、音楽活動でアメリカに行き本格的に大麻を使うようになった」と説明。さらに、「デビュー時はヒット作が出たが、それ以降はヒットが出ず苦悩していた。大麻を使用すればいい曲ができると思った」と苦悩を抱えていたことを明かしたというのだ。

 訴状などによると、斎藤被告は昨年12月1日、自宅で大麻を含む植物片約0.5g、自身が経営する会社事務所でも同様の植物片約7.5gを所持していた。

 斎藤被告は起訴内容を認め、検察側は「再犯の恐れがある」として懲役8か月を求刑し即日結審。判決は19日に言い渡される。

 「2枚目のメジャーデビューシングル『春夏秋冬』がスマッシュヒットして、以後、新曲を発売するとタイアップが付くようになったが、なかなかヒット曲に恵まれず。それでも、薬物に逃げてしまうのはいかがなものかと思う。結局、とばっちりを受けたのは相方」(芸能記者)

 同ユニットは斎藤被告の逮捕を受け、昨年12月に無期限活動停止が公式サイトで発表されたが、相方のTOCとともに一日も早く活動再開してほしいものだ。

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