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『ビビット』、犬の“トラブル映像”が必要以上に衝撃的で物議に 視聴率低迷で炎上狙い?

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画像はイメージです

 6日放送の『ビビット』(TBS系)に、SNS上から悲鳴が沸いている。「ビビット、観てられない」「えぐい……」「朝から死ぬほど嫌な気持ちになった」と、批判の声が殺到しているのだ。

 画面に映っていたのは、2匹の犬が、通行人の子どもと中年女性に激しく噛みついているショッキングな映像。子どもは泣き叫び、女性は大声を上げている。さらには、ノーリードの犬に咬まれたことが原因で死亡した子どもの血にまみれた足の写真を映したり、その遺族が号泣している姿も。

 「犬を違法に販売するために大量に繁殖する犬舎をとらえた動画もありました。ケージに入れられた多くの犬たちが、カメラに向かって鳴き声を上げていましたが、番組では『犬工場』と表現し、伝えていました」(芸能ライター)

 それだけではない。ノーリードの犬の飼い主と、襲われた通行人が殴り合いになる映像や、狂犬病に侵された子どもがベッドで暴れ狂う映像を、モザイクをかけているとはいえ放送。裏では朝ドラがオンエアされている爽やかな時間帯に、なぜ、こんな衝撃映像ばかりピックアップするのか?

 「もちろん、視聴率を上げるためです。放送打ち切りの噂が絶えない同番組ですが、2月28日(木曜日)の視聴率は3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)、3月1日(金曜日)は3.4%、その翌月曜日、3月4日は3.8%。『羽鳥慎一モーニングショー』と比べて最大7ポイントも離されている。そのためなのか、最近『ビビット』は、ネットゲームで結婚した夫婦を追跡したり、熾烈な韓国のアイドル事情を30分かけて特集。その中では、整形手術の模様も映すなど、やたらインパクトのあるニュースを出しています。また、中国のニュースを積極的に取り扱っているのも特徴。4日放送では、妻が不倫夫とその女性を、裸のまま木に縛り付ける映像を紹介していました」

 もはやヤケクソ、炎上狙いなのかもしれない。だが、こうした奇策は、一時的には効果があるだろうが、長い目で見ると、かえって視聴者が離れていくことを学んだ方がいいだろう。

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