重賞勝ちのある母に加え、兄には2006年の札幌記念3着馬マチカネキララなどがいる良血馬。11月中旬から約2カ月近く入念に乗り込まれており、仕上げも抜かりない。それを証拠に今週のDWコースでは、馬なりで6F80秒6を軽々とマークした。
「均整の取れた馬体でバランスがすごくいい。ケイコの動きもしっかりしていて初戦から楽しみな一頭です」と松田国師。安藤勝騎手を背にデビュー予定だ。
6日目(日)のダ1200m戦ではユウズツ(牝、父サウスヴィグラス、母コスモドリーム=栗東・大橋厩舎)が初戦突破を狙う。
母は周知の通り、1988年のオークス馬。一方、昨年に産駒がデビューした父も、すでにトーホウドルチェなどが初勝利を挙げている。同馬も父親譲りのスピードの持ち主で「ケイコではとてもいい走りをする。芝、ダートを問わず、短いところならソコソコ活躍できそう」と大橋師。田中克騎手を背にデビュー予定だ。