注目の「ガルフェス」スペシャルユニフォームのデザインは、“波”をイメージした過去にはない独創的なデザイン。裾から濃いブルーの波を配置し、腹部から首元には淡いブルーの波が重なるイメージ。左胸元にはビジターキャップに採用されている“Y”の一文字があしらわれた。これは地元の伝統野球強豪高校、“Y高”の愛称で親しまれている横浜商業のユニフォームのようで、ハマっ子からは既に「欲しい」との声が上がっている。
一昨年の同企画の女性ファン比率は55%。昨年は平均57.3%と年々上昇傾向にあり、今年はどこまで増えるのか。その点にも注目だ。
また、4月30日から5月2日のゴールデンウイークには、これまた恒例の「Family Ballpark 2019」を開催。30日には、アメリカ・ニコロデオンで絶大な人気を誇り、日本でもEテレで放送されている「スポンジ・ボブ」が来場。試合後には“グラウンド・シネマ”として、試合終了の熱気冷めやらぬグラウンドを開放し、バックスクリーンで「スポンジ・ボブ シーズン2」を放映。普段入れないグラウンドで、人工芝に寝ころびながら鑑賞することも可能だ。
その他にも毎年キッズ向けのイベントが盛りだくさん。「野球のルールはまだ難しいかな」と思われる小さなお子さんも、十分楽しめる3日間となっているので、“家族で野球観戦デビュー”にはうってつけ。これをキッカケに「リピーターになりました」との声もよく聞かれる。
チケット入手が困難な状況が続いているハマスタでのベイスターズ戦。既に発売が一部開始され、これらのイベントデーは特に順調な売れ行きを見せている。試合だけではない魅力を特に感じられるイベントデーに、“Ballpark化”したハマスタに足を運んでみてはいかがだろう。
取材・文 / 萩原孝弘
写真提供 / (C)横浜DeNAベイスターズ