番組では、零次容疑者が同棲中と見られる20代女性に対し殴る・蹴る、さらには口の中に指を入れて喉を締めるなどの暴力を日常的に行っていたことを取り上げる。上沼はその事実を聞いて、「なんじゃそら、なんでやねん」と怒りの表情を浮かべる。
そして、零次容疑者が大沢樹生・喜多嶋舞の子供として育てられ、離婚後大沢が引き取り育てたものの、後のDNA鑑定で「実子ではない」と判断されたことを紹介。零次容疑者は喜多嶋のいるアメリカに渡り、その後帰国。それから被害者女性のもとに転がり込み、ヒモ生活を送っていたと紹介した。
さらに、芸能レポーターの井上公造氏は「大沢樹生と喜多嶋舞はできちゃった結婚している。零次容疑者が自分の子供でなければ結婚していない。これはひどい話」「DNA鑑定後、喜多嶋のところに親権を戻そうとしたが、喜多嶋が拒否したために、息子からするとおじいちゃんとおばあちゃんのところに行っている。これは相当ひどい話」と喜多嶋が親権を拒否し、自らの両親に面倒を見させていていたとみられることを非難した。
これを聞いた高田純次は「大沢樹生とできちゃった婚で結婚したわけでしょ。でも、できた子供は大沢さんの子供じゃないと。てことは、喜多嶋舞さんが他の方と『ガツン』ってことですか?」と質問する。
すると出演者は「考えられるのはその時二股をかけていたのか。わかりませんけどね。未だに喜多嶋さんは(親子関係がないという)判決が出た後も大沢さんの子供と言い張っている」とした。
これに怒りをぶつけたのが上沼。「大沢さんはちゃんと育ててるもん。私知ってるもん。もう僕の子供がやんちゃでねって。個人的に相談を受けたことあって。『やんちゃなくらいがええやろって』。
小学校2年生ぐらいかな、『もう学校から呼び出されて仕方がないんですよ、エヘヘヘ』なんて言うてた。一生懸命でした大沢樹生さんは。ええお父ちゃんやってましたよ」と子育てについて相談を受けていたこと告白。
続けて、「大沢さんはデリケートな方なんで DNA 検査をしたことによってとっても心病んでる方です。悪いことしたなって彼は思ってるんですよ。私はその時からずっと思ってました…。ごめんなさい、やめたやっぱり」と途中で発言を中止する。
相方の高田が「何よ、ちょうど乗り出したのに。私はなんですか?細かくちょっと言ってみ?」と聞くと、怒りの形相で「喜多嶋舞って大嫌い」と一言。そして、ピコピコハンマーを鳴らしながら低い声で「ここに来たらええのに。一発やらせてもらいたいわ。殴られても結構ですよ。話し合いしたいですよ。そんな特番やります?誰が見るって?それもそうやな」と啖呵を切った。
冗談として笑いになったが、その怒りの形相に一瞬スタジオが静まり返るシーンも。大沢と親交が深い上沼だけに、子供を実の父ではない大沢に押し付けた上、親子関係なしの判決後も子供を放置し、自らは別の男性と結婚生活を送る喜多嶋に嫌悪感を顕わにした。
この発言に、ネットユーザーは「よくぞ言ってくれた」「スカッとした」と称賛。また、「東京のタレントには言えない」という声も出た。
喜多嶋は現在芸能界を引退し、公の場に全く出ておらず、自らが腹を痛めて産んだ子供についてどう考えているのかは不明。彼女の身勝手な行動が、大沢、そして息子の零次容疑者の人生を狂わせてしまった。
親としての責任を取る意味でも、息子が犯罪者となったことについて実の母親としてどう考えているか、ブログなどネット上で意見を述べるべきではないのだろうか。