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ハッシーの地方競馬セレクション(2/1)「第66回川崎記念(JpnI)」(川崎)

 今の勢いはやはり凄かった! 先週大井競馬場でおこなわれた「第20回TCK女王盃(JpnIII)」。本命に推したドラマや映画に引っ張りだこの土屋太鳳のように勢いがあるワンミリオンスは、スタートで半テンポほど遅れたが、すぐに行き脚が付き5番手の位置に納まる。道中はがっちり折り合いも付き、先頭から3、4馬身ほど後ろの絶好の位置。3コーナーでは早くも先頭を射程圏内に捉え、絶好の手応えで直線に向く。直線に入ると、先に抜け出したリンダリンダとホワイトフーガを内から追いかけ、残り150mあたりで交わすと1馬身差を付けて優勝。初の1800m戦でしたが、鞍上の戸崎騎手が見事なエスコートをし、TCK女王の座を手に入れました。まだ明けて4歳になったばかり、これからの活躍が楽しみです。

 さて、今週は「第66回川崎記念(JpnI)」が川崎競馬場でおこなわれます。日本で最初のJpnI競走で、中央、地方から並みいる一流馬が出走します。今年は例年に比べ出走馬の実績はやや落ちますが、それでも活きのいい上がり馬たちが参戦し、激しい火花を散らします!

 本命は、父アドマイヤマックス、母父サクラローレルと、決して良血馬とはいえない血統ながらも、今シーズンからシカゴ・カブスへ移籍した上原浩治投手の名言・雑草魂という言葉がぴったりの活躍を見せるケイティブレイブです。当初は佐賀記念へ出走予定でしたが、武豊騎手が乗れることとなりこちらへ。そもそも川崎記念でも十分勝負になる実力。前走こそ+12kgの馬体重が物語るように、成長分を見ても余裕のある馬体。その分最後は苦しくなってしまい2着に敗れましたが、3着馬には5馬身差つけているように力は相当なもの。その証拠に、前々走の浦和記念ではほとんど持ったままで4馬身差を付けての圧勝。それも2着に負かしたのはJDDを勝ち、韓国GIコリアカップを制し、トップレベルで長く活躍したクリソライトだから間違いありません。何が何でも逃げたい馬がおらず、展開も向きそう。ここで初JpnI制覇を果たす。

 相手筆頭はサウンドトゥルー。これまでの戦績が示す通り、前へ行けば末が甘くなり、溜めた方が良いタイプだけに展開に左右されるが、それでも昨年は7戦して複勝圏を外したのは僅かに1回。それも掲示板には入っており堅実。武豊騎手が逃げの手に出れば、後続に脚を使わせるようスローペースにはならないでしょうから、展開不向きの競馬にはならないでしょう。となればメンバー的にも本馬が馬券に絡む可能性は非常に高いと見ます。

 ▲はどんな競馬でもできるミツバ。

 以下、ケイアイレオーネ、ハッピースプリントまで。

◎(8)ケイティブレイブ
○(12)サウンドトゥルー
▲(7)ミツバ
△(2)ケイアイレオーネ
△(10)ハッピースプリント

買い目
【馬単】1点
(8)→(12)
【3連複2頭軸流し】3点
(8)(12)-(2)(7)(10)
【3連単フォーメーション】3点
(8)→(12)→(2)(7)(10)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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