ツアーの公式サイトによると、同ツアーは、ポップス&ロックとクラシック音楽を融合したコンサートを展開するビルボードクラシックス公演として実現。
ASKAと全国の名門オーケストラが共演。ASKAにとってオーケストラとの公演は、2008年に日本とアジア主要都市(シンガポール・上海他)を舞台に実現した共演から約10年ぶり。
11月5日の東京公演から大阪、仙台、兵庫、京都、札幌、横浜、12月19日の福岡公演まで全10公演が開催される。
演奏作品は、CHAGE and ASKA、そしてASKA作品から選曲。「はじまりはいつも雨」、「SAY YES」など。ASKAは「音楽の伝統を継承するオーケストラとの共演、そして新しい舞台への挑戦が、現在の音楽文化・産業の発展に少しでも貢献できれば」と意気込んでいるという。
ASKAは14年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、同年9月に懲役3年執行猶予4年の有罪判決が言い渡され、今年9月で猶予の期限が明け、晴れてツアーを開催。
そこで気になるのが、CHAGE and ASKAの活動再開だが…。
「薬物事件により、Chageとの間に修復不可能な溝ができてしまった。ASKAは周辺に自分と気心が知れた仲間を集めて着々と復帰に向けて準備を重ねていたが、Chageには声をかけなかった。とはいえ、ツアーでチャゲアスの曲を披露すれば、ファンからは復帰を切望する声が続々とあがることになりそうだ」(レコード会社関係者)
ASKAは昨年夏、一部テレビ番組のインタビューでチャゲアスの活動再開について「ないです」と即答。
しかし、あくまでもその時点での心境であることを説明。今後については「時期が来て、どっちともなくそういう精神状態になった時には、『そろそろやるか』ってどちらかが言いますから。今やるのは不自然です」と話していた。
ASKAのツアーが成功すれば、チャゲアスの活動再開に動くことになりそうだ。