同誌は清原被告と、清原被告の元タニマチだった会社社長との間で昨年1月に交わされたメールのやりとりを掲載。その社長によると、当時、清原被告は薬物疑惑が報道されたため仕事が激減。さらに、モデルの清原亜希と離婚したこともあって金策に困り果て、当時所有していた高級車を担保に、六代目山口組の主流派組織である弘道会(本部・名古屋)の関係者から1500万円を借り、滞納していたいろいろな支払いにあてたという。
清原被告はその関係者から再三にわたって借金返済を迫られ、会社社長に500万円を早く返してほしいと迫る生々しいやりとりが掲載。さらには、清原被告が父親に覚せい剤使用を打ち明けたことや、覚せい剤の誘惑が襲ってくることも会社社長に打ち明けていたのだ。
「メールで清原は『名古屋に借金した』とか、覚せい剤のことを『シャンパン』と呼ぶなど、すっかりその道の人と同じような言葉遣い。繁華街では『名古屋』がバックについていることを堂々と言い触らしていた。父親に覚せい剤使用を打ち明けたところで、体調不良の父親では清原を更生させることはできず、結局、覚せい剤をやめられず逮捕されてしまった」(週刊誌記者)
清原被告に対し17日の初公判で検察側は懲役2年6月を求刑。覚せい剤事件の初犯は執行猶予付き判決となるのが一般的。しかし、初公判で、清原被告自ら、より厳しい保護観察付きを求め、更生に向けての固い決意をうかがわせたというが…。
果たして、今後、誰が清原被告に“救いの手”を差し伸べて更生をサポートするのだろうか。