同作は、長渕演じる、やんちゃで情に厚い大工の棟梁・川崎信吾の家族愛を描く感動作。
記事によると、主題歌の「Orange」というタイトルは、大切な人と一緒に歩く一本道に、温かく降り注ぐ夕焼けの色を象徴しており、歌詞には主人公である信吾の心情が重ねられているという。
長渕が映画主題歌を手がけるのは、05年の「男たちの大和/YAMATO」の「CLOSE YOUR EYES/YAMATO」以来。13日に、TBS系特番「音楽の日2019」で、同曲を初披露した。
以前、一部が報じたところによると、クランクイン後、長渕が演出や脚本に口を挟むため、遅々として撮影が進まなかったという。
配給会社が決まらずに劇場公開が危ぶまれる状況で、動画サイト・GYAO!が同作の特設サイトを公開していたため、ネット配信にとどまる可能性もありそうだったというが…。
「キムタク主演の『無限の住人』などを手掛けた会社が制作に名を連ねており、その会社が奔走してなんとか劇場公開が決定したようだ。あとは長渕が必要以上に口出しをしなければ、プロモーションを経て順調に公開にこぎ着けることができるはず」(映画業界関係者)
同曲のプロモーション動画は、13日からYouTubeの公式チャンネルで配信されているが、16日の昼過ぎまでで視聴回数は7万回ほど。25日から世界112か国の配信ストアで同時リリースされるというが、曲の売れ行きも少なからず映画の集客に影響を与えそうだ。