各紙によると、ライブの終盤、南が「今、飛び込んできたやつがいる。僕から紹介したいな。長渕剛!」と呼び込むと、客席からはどよめきと歓声が。2人でハイタッチを交わすと、南が「ギターを持ってきたからには、何か歌えや」とリクエスト。
長渕は南の代表曲『夢一夜』を披露。さらに、南から「もう1曲!『乾杯』歌ってもらうから」と言われると、ゲストとして出演していた世良公則も招き入れ、3人でギターを弾いて熱唱。長渕は「こうせつに幸あれ!」とシャウトしたという。
また、南は今年9月28日に、5年ぶりとなる野外コンサート「サマーピクニック」の開催を予定。最後に長渕が「サマーピクニックにも出るぞ!」と叫ぶと、南は「聞いたか?サマーピクニック出るって言ったぞ。忘れるなよ!」とうれしそうに長渕を見送った。
「南は大分県出身で、鹿児島県出身の長渕を、同じ九州出身の弟分としてかわいがっていた。さらに、南は自身のツアーで歌うように計らっていたので、長渕にとって大恩人にあたるだけに、恩返し的な出演だったようだ」(レコード会社関係者)
長渕といえば、先月、都内で行われた主演映画「太陽の家」(権野元監督、来年公開)のキャスト発表会見に出席。映画に主演するのは、99年の「英二」以来20年ぶりだが、並々ならぬ気合で臨んでいるというのだ。
「まだ配給会社は決まっていないものの、撮影は順調に進行。映画の宣伝のため、どんどん露出を増やしていきたいが、有名な“トラブルメーカー”のため、テレビやラジオに売り込んでもなかなか出してもらえないようで、南ら自分のコネを使って露出を増やす戦略のようだ」(芸能記者)
自ら宣伝部長を務める意気込みのようだ。