同作は521スクリーンで公開され、2日間で動員41万9796人、興収約5.6億円をあげ、今年公開の洋画では第1位のオープニング成績を記録。「昨年ブームを巻き起こした『アナと雪の女王』のその後を描いた短編アニメ『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』が同時上映。それが集客に絶大な効果をもたらしている。このままいけば、今年の洋画でナンバー1の興収を記録しそう」(映画ライター)
2週連続で2位となったのは、劇場版シリーズ19作目となる「名探偵コナン 業火の向日葵」で、3位は先週1位だった「ドラゴンボールZ 復活の『F』」。とはいえ、「コナン」は349スクリーン、「ドラゴンボール」は653スクリーンでの公開だけに、「ドラゴンボール」の集客がかなり落ち込んでしまったようだ。
注目の邦画3作品は初登場でトップ10入り。人気コミックを実写映画化した2部作の後編「寄生獣 完結編」は6位で、全国422スクリーンで公開され、興収約2.7億円。7位は全国246スクリーンで公開された北野武監督最新作「龍三と七人の子分たち」で興収約1.8億円。8位は浅田次郎氏原作の同名ベストセラー小説を水谷豊主演で映画化した「王妃の館」で、全国258スクリーンで公開され興収約5000万円だった。
「7位と8位の差がかなり大きいが、水谷の作品は主演の人気ドラマシリーズ『相棒』シリーズがあるテレビ朝日などで宣伝しまくったにもかかわらず伸び悩んだ。このままコケることはほぼ間違いない」(同)
GW真っただ中の5月1日は、ハリウッドスターのウィル・スミスの最新主演作「フォーカス」、有村架純主演の「映画 ビリギャル」などが公開される。