あすの日曜日はウインズ後楽園で、私のライブトークショー。A館8階の200インチ大型ビジョン前で、セントライト記念、ローズSを中心に解説致します。昼前後と午後3時から4時まで。原山実子アナウンサーと楽しみたいと思います。
また、23日の水曜日は、船橋競馬場で「日本テレビ盃」。特設ステージでの予想、企画物と忙しくなりそうです。
さて、菊花賞TR「セントライト記念」は、3着までに優先出走権。賞金の少ない馬にとっては全力投球です。ところで、このレース、ここ5年で傾向が変わってきました。地方馬を除く連対馬9頭の内5頭が中6週以内。ということは、夏のローカルを叩いてきた馬が、ダービー以来となる馬よりも狙い目だということ。そこで、中5週で臨んできたセイクリッドバレーに注目です。
前走の信濃川特別はラスト3F33秒7を刻んでの大外一気でした。芝2000メートル1分58秒3の時計も優秀。中山芝2200メートルは水仙賞で快勝。充実の秋、出走権奪取に全力投球です。
そして阪神では「ローズS」。あのブエナビスタと、桜花賞、オークスで大接戦を演じたレッドディザイアをめぐる争いですが、こちらも3着までが秋華賞出走権。激しい争奪戦になりそうです。過去10年、良馬場で行われた年の上位3着までに13番枠より外は一頭もいません。開幕2週目で外枠不利は如実です。
そこで、◎はヒカルアマランサスです。アグネスタキオン産駒注目の一頭。今年3月の新馬→君子蘭賞を連勝。なかでも、君子蘭賞が圧巻。中団で折り合い、直線、前を射程に入れると残り1Fで、アッという間に突き放し圧勝。前半5F通過が61秒4のスロー。これをラスト3F33秒9の豪脚で一蹴。芝1800メートルが1分48秒0。馬体を18キロも減らしていたとは思えないような迫力でした。
ちなみに前日の毎日杯で優勝したアイアンルックと同タイム。3着アプレザンレーヴ。7着がエルフィンSでレッドディザイアとハナ差の大接戦を演じたワイドサファイア。それらの比較上、資質は間違いなくGI級と判断。激減した馬体も回復。さあ秋華賞へ全開です!