17日に行われた定期検診の結果は「数値は少し上がったけれど、想定内のもの」と良好。この結果を受け、小橋は2大会に出場した1月シリーズより3試合多い合計5試合への出場を宣言した。
2・17名古屋大会を皮切りに、21日の大阪、23日には出身地である京都、デビュー20周年を迎える26日の八王子、そして、昨年12・2の復帰戦以来となる3・2日本武道館大会に出場する予定だという。
一シリーズで一気に3試合の増加となるが「連戦ではないし、それぞれ間に中日が入るからね。決して無理はしてない」とした上で「試合をやってみてもっとやりたいと思ったし、地方のファンのみんなの熱も感じた」とプロレス、そして、ファンへの熱い思いを胸に、リングに立つ決意だ。
火がつくともう止まらないのが鉄人。当初はトークショーのみの“参戦”が予定されていた八王子大会も「20周年だし、せっかくだから試合したい」と自ら参戦を名乗り出たという。「5試合になったからって不安もないし、逆にワクワクするね」。鉄人は早くも闘志をみなぎらせている。
小橋はこの日の定例役員会議で三沢光晴社長と会談。「希望は社長に伝えた」と5大会出場を強く要望した。正式決定はまだ先になる見通しだが、三沢は「本人が出たいって言ってるんだしなあ」とし、ほぼ内定とみて間違いなさそうだ。
出場する大会のパートナーには「間違いなく組むよ」と戦線離脱前にはGHCタッグ王座を戴冠していた盟友の本田多聞を指名。さらには12・2日本武道館大会の復帰戦で初合体した高山善廣ととのタッグについても「オレと帝王のタッグで、負けたままでは終われない」とあらためて再結成を熱望。「帝王の参戦が未定だからね」と前置きしながらも「可能性はある。希望としては日本武道館かな」とラブコールを送っていた。
今年最初の日本武道館大会でドリームタッグ再結成なるか。