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SMAP解散で危ぶまれる偽SMAPの存続

 一部のコアなお笑いファンのあいだで地味に支持され、存続の危機がささやかれているのが、“ものまねSMAP”である。ご存知、本家は今年大みそかをもって解散。そんな5人をリスペクトするあまり、普段ものまねをしているピン、コンビ芸人の5人が集まって、テレビ用に結成されたのが、ものまね版だ。

 現在年に2〜4回ペースで、ゴールデンタイムにものまね特番を放映しているのは、フジテレビと日本テレビ。そのフジ系の常連メンバーなのは、中居正広役の島田ひでとし、木村拓哉役のもっぷん、草なぎ剛役のよっしー、稲垣吾郎役のジゴロー、香取慎吾役のすいたんすいこう・スズケン。感心するほど似ているというわけではなく、絶妙な特徴の捉え方をしているあたりが、笑いを誘うという仕上がり。司会の東野幸治がこの5ショットをInstagramであげると、毎回リアクションが多く、気づけば同番組の柱のひとつになっていた。

 そんなニセ軍団は昨年、まさかのビッグチャンスを手に入れている。SMAPの通算54枚目のシングル『ユーモアしちゃうよ』(『華麗なる逆襲』との両A面)のミュージックビデオに出演し、本物とダンスで共演しているのだ。同映像はユーモアに引っかけて、髭男爵やコウメ太夫、プリティ長嶋、芋洗坂係長なども出演しているが、ニセ軍団はそのなかでもいちばんおいしい演出だった。

 このフジ系に対して、日テレ系から誕生したのは、“SMAPそっくり集団”。こちらは、昨年大みそかに放映された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない名探偵24時!』に出演。香取はJPに、木村はむらせに変更しての出陣となったが、中居は本人が登場するというサプライズ。つまり、偽物4人が本物1人を取り囲むという構成だった。

 中居は、裏番組の『第66回NHK紅白歌合戦』がスタートする19時すぎにフェイドアウト。真偽混合は史上初の試みだったが、これはおそらく、中居の親友であるダウンタウン・松本人志がいたからこそ実現に至ったと思われる。ある意味、貴重な夢コラボだ。

 なお、本家の解体にともない、分家の未来がどうなるのかは不明。本家の揃いぶみが見られない可能性が高まっている今、この際バッタもんでもいいや! という声があがったりして…。

画像:むらせツイッターから
https://twitter.com/murase_yuichi

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