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身内の業界関係者は熊本にあり

 スポットライトを浴びる芸人たち。そんな彼らを照らすスタッフたち。親族にその両方がいるパターンが稀にある。有名どころでは、ウッチャンナンチャン・内村光良の従弟にあたる内村宏幸さんだ。現職は、放送作家。

 古くは、88年のウンナンの出世作といえる『夢で逢えたら』(フジテレビ系)にはじまり、『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(同)、『ウンナンの気分は上々。』(TBS系)、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)、『笑う犬』(フジ系)ほか、血縁者の番組を次々とヒットに導き、ドラマ『サラリーマンNEO』(NHK総合)でも、その才能を開花させた。

 舞台の演出・脚本も手掛け、ウンナンが所属するマセキ芸能社では、“内村宏幸 放送作家Class”の専任講師も務める。現在のバラエティ界ではなくてはならない偉才だ。

 そんな内村と同じく、地元の熊本県からは、もうひとつの才能が誕生している。くりぃむしちゅー・上田晋也の実兄・啓介さんだ。

 双子と見まがうほど、声も顔もそっくりな啓介さんは、現在も地元在住。かつては中華料理店やスウィーツ事業を展開していた実業家で、映像&音楽の制作プロダクション・株式会社イメージ・クリエイティブ・センターポエムの代表取締役でもある。

 加えて、同事務所に籍を置くローカルタレントでもあり、熊本ではちょっとした有名人。レギュラー番組も抱えている。しゃべりが達者で、イジられても切り返すテクニックが万能なため、「上田アニ」として全国ネットにたびたび出演。くりぃむからは、「日本一タチの悪い素人」と呼ばれ、やはりイジられている。

 探せばまだいる、身内のスタッフ。次週も掘り下げてみよう。(伊藤由華)

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