松本は彼らが起こしたことについて、「ハロウィーンで騒いでいた若者たちと変わらないことをやっているんですよ」とバッサリ。久保田も武智も40代(注・久保田は39歳)という大人であり、上沼は“軽トラ”ではないと例えた。
松本自身も若い頃は、お笑いコンテストで偉そうにものを言う審査員を批判したことがあるそうで、「ただ僕はお酒に任せて言っていないし、本人に直接言ってきた」とコメント。その人物はお笑いに関係のない人物だったとし「(久保田らは)勉強不足ですよ。上沼さんという人がどれだけの人か本当に分かっていないし、勉強が不足していることすら分かっていない」と切り捨てた。
上沼の築き上げた功績やよしもとの人間ではないこと、なおかつ女性目線があることなどを鑑みて、「それを(批判を)言われるとキツい」と熱弁。今回の暴言は、おそらく上沼だけではなく、松本ら審査員のことも含まれていることだろうと分析した。一方、東野は彼らが悪いとしながらも、「あれが久保田の面白さで、僕が好きなところでもあるんです」と苦しい胸中を語った。
番組の性質上、今回の騒動はどうしても触れなければならないため、「本当は休みたかった」と松本。「上沼さんがいなくなったらオレも考えるからね」と審査員降板も示唆していた。
「松本は、島田紳助さんに声をかけられて『M-1』の審査員を務めるようになりました。そのためか、2004年に紳助さんが暴行事件を起こして謹慎中だった時には松本も出演しなかった過去があります。上沼はラジオ番組でこの騒動を知る前に来年の審査員降板を明らかにしていますし……松本が来年の審査員を辞退する可能性もありますね」(お笑いライター)
来年、松本が審査員を辞退するようなことがあれば、事情を知らないネットユーザーが、騒動に関連づけて再び久保田らに批判の声を浴びせるだろう。彼らには“それだけのことをしたんだ”と十分反省してほしい。