波乱含みのハンデ戦で予断を許さないが、本命には好走条件の整った、ミラクルレジェンドを推す。
とりわけ距離実績は、〈5100〉と群を抜いており、これは特筆されていい。5勝の中身も濃い。船橋の交流GIIIクイーン賞をはじめ、昨夏の新潟で「レパードS」を快勝。実力は掛け値なしにトップクラス。
まだある。大井、川崎の交流重賞TCK盃、エンプレス杯はいずれもダートの女傑ラヴェリータ相手にクビ差2着、0秒1差3着と大接戦を演じているのだ。
前走のマーキュリーCは5着と凡走に終わっているが、これで見限るのは早計。というのも、盛岡の馬場が合わなかったことが敗因だからだ。休み明けで15キロ増も響いた。度外視して大丈夫。
注目のハンデは、クイーン賞と同じ55キロ。むしろ、恵まれた印象が強い。差し切りが決まる。
相手は、実績からインバルコが有力。トップハンデ58キロは気になるが、底力で克服。好勝負に持ち込みそう。
台風の目は、トーホウオルビス。ペース次第で逃げ残りがある。
◎12ミラクルレジェンド
○4インバルコ
▲1トーホウオルビス
△5トーセンアレス、8サクラロミオ
☆新潟10R「信濃川特別」(芝2000メートル)
休み明け2戦目で走り頃の、ロードオブザリングで今度こそ。
このクラスはすでに勝っているし、準オープンでも連続(2)着。京都記念はGIメンバー相手に、0秒5差5着している格上馬。
降級戦の比良山特別は、3着惜敗。底力で押し切るシーンを想定したが、酷量58.5キロのハンデに殺された。休み明けも響いた。
1度使ってすべての条件が好転した以上、負けることは許されない。
◎14ロードオブザリング
○15マナクーラ
▲3デンコウオクトパス
△4シゲルリジチョウ、12カネトシパサージュ
☆新潟9R「ダリア賞」(芝1400メートル)
決め手はメンバー有数の、レオアクティブでもう一丁。
2戦ともメンバー最速の差し脚を爆発させており、まさに真骨頂。とりわけ、0秒4差突き放し、子供扱いした前走の勝ち内容は圧巻。
1ハロン延長、そして、広い新潟コースも大歓迎。条件的に2連勝のチャンスだ。
◎8レオアクティブ
○3プレノタート
▲6エイシンキンチェム
△7ルリシュブール、9エーペックス
☆函館11R「みなみ北海道S」(芝2600メートル)
天皇賞・春(4)着、目黒記念(5)着と確固たる実力を示している、マカニビスティーにチャンス到来。
◎8マカニビスティー
○2ジャミール
▲7メインストリーム
△5コロンバスサークル、11メイショウクオリア
☆小倉11R「西部日刊スポーツ杯」(芝1200メートル)
まだ底が割れてない、3歳馬のアフォードに期待。
千二は、新馬(レコード)→萌黄賞を圧倒的な強さで連勝しているエキスパート。ハンデ54キロも強調材料だ。
◎8アフォード
○16ディアブラーダ
▲13アルーリングライフ
△9リッピアピンク、18タニノスバル
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。