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美浦黄門・橋本記者がブレイクランアウト陣営を直撃

 名馬と呼ばれた駿馬(しゅんめ)たちはここを一里塚とし飛躍していった。クラシックの登竜門「第43回共同通信杯」(GIII、芝1800メートル、8日)。今年は意外なことに重賞ウイナーの参戦はないが、それに準じた能力を秘める大物がスタンバイしている。東スポ杯2歳S2着→朝日杯FS3着と惜敗の続くブレイクランアウトがそれだ。再び鞍上に武豊騎手を配し必勝の布陣を敷く陣営に、美浦黄門こと本紙・橋本記者が密着。ケイコ役の斎藤助手に秘密特訓の成果を聞いた。

 −−デビュー戦は上がり3F33秒4と2歳馬離れした差し脚で圧勝しながら、2勝目を挙げるのに足踏みしています。原因はどこにありますか?
 斎藤助手「ひと言でいえば、馬がまだ子ども。肝心なところで手前をかえなかったり、並んでから安心してもう一段階ギアが上がらないからです。それでも、東スポ杯、朝日杯は差のない2、3着だから能力があることは間違いありません」

 −−そういった課題を踏まえて、中間はどのような調整をしてきましたか?
 斎藤助手「精神面の鍛錬と、体の使い方を教え込んできましたが、その効果は追い切りでも確実に現われています」

 −−では、最終追い切り(美浦ポリトラック=5F66秒9、上がり3F37秒0→11秒0)の感想をお願いします。
 斎藤助手「併せ馬で終い重点にやったが、体のこなしが良かったし、抜け出してから気を抜くところがなく成長の跡を感じました」

 −−以前と比べて、一番変わったところが精神面の成長ですか?
 斎藤助手「そうですね。基本的に気のいい馬で以前はムキになって走っていましたが、今朝(4日)は馬の後ろでジッと我慢できた。体の使い方を覚え、全身を使って走れるようになりました」

 −−ようやく素質に精神力が追いついたということでしょうか?
 斎藤助手「ケイコを見る限り、確実に成果が上がっています」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 斎藤助手「もどかしいレースが続いているけど、今回はひと皮むけた走りを見せられると思います。これまでは、抜け出してから惰性で走っていたけど、今度はもう一段階ギアが上がるはず。そうなれば、自ずと結果はついてくると信じています」

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