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「12月10日は名古屋で大激突」名古屋グランプリ予想  藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 12月10日の木曜日の名古屋グランプリに参戦するJRA組のロードゴラッソは、鞍上がC.ルメール騎手になりますが、今年の同じ名古屋競馬で行われたGIII名古屋大賞典1900mで勝った馬です。小回りのコーナーなので、ペースは早くはならないと思いますから、距離が延びても、勝負は最終コーナー付近からの叩き合いになるので、今回も有力だと思います。2走前は斤量55kgで白山大賞典2100mGIIIは3着。前走は東京2100mブラジルカップも斤量57kgで3着ですので、調子は維持していると思いますし、前走より1kg軽い斤量56kgなので、斤量の心配もないと思います。

 次に、サクラアリュールですが、鞍上は武豊騎手。2走前は、JRAチャンピオンズカップにも有力馬として出走したカフェファラオとは斤量54kg着差0.1の2着でしたので、GI級の力があるかもしれません。前走のJBCクラシックGIは斤量57kgで、8着でしたけれど強い馬だと思いますし、今回はGIIなので、斤量が56kgになりますので十分に戦えると思います。

 そして、1番人気になりそうなのがマスターフェンサーで、鞍上は地方ダート絶好調の川田騎手。2走前のマーキュリーカップGIIIで勝ち、白山大賞典GIII斤量55kgでも勝って、絶好調コンビです。もう、この3頭で決まりと言いたいのですが、少し問題があります。名古屋競馬の2500mは2周回るので、小回りのコーナーを何度も回らなければなりません。

 距離的には、問題ない馬でも途中で集中力を失って、最終コーナーでこれから勝負という時に、騎手の合図があっても集中力を失っているので、うんともすんとも反応しない強い馬が意外に多いのです。そうなると前々で、同じペースで走っていた馬がそのままゴールしてしまう事もあるのです。

 それをやったのがミツバです。18年のレースではスタートから2番手を終始走って、そのままゴールしたのです。調子が良かったのもあると思いますが、侮れない馬なのです。更に、ダイシンインディーは、前で競馬をするスタイルなので、この馬がレースを引っ張ると思うので、まさか、まさかの前残り夢馬券もあるかもしれませんよ。

 それと地方馬としてはサウンドトゥルーが長距離を得意としています。JRAで走っていた馬ですが、チャンピオンズCやJBCクラシックも勝っている馬で、実績としてはピカイチです。前走のJBCクラシック2000mは9着でしたけれど、この時の8着馬が今回有力馬になっているサクラアリュールでした。2走前の2400m大井の重賞も勝っています。まだまだ元気ですから、速くならないペースのこのレースなら、馬券に絡んで来るかもしれないと思います。

 また、シンボは門別の北海優駿で2着で、その後はJRAの芝レースに参戦しています。そこで1勝をしているのですが、不気味な存在です。前で競馬をするので、まさかとは思いますが少し気になっています。夢馬券も添えて勝負します。

ワイドBOX 6、10、5
ワイドBOX 8、1、9、12

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