イベント欠席が発覚した薬物使用疑惑で渦中の番長・清原

　先週発売の「週刊文春」(文芸春秋)で薬物使用の副作用で緊急入院していたことが報じられ、所属事務所が否定し同誌に対する法的措置もあり得ることを示唆していた元プロ野球選手でタレント活動も行っている清原和博だが、今月18日に兵庫県尼崎市のボートレース尼崎で行う予定だったトークショーを欠席することが発覚した。

　一部スポーツ紙によると、清原は18日に同所で開催される「第49回ボートレースクラシック(総理大臣杯)」の第7・10レース発売中にトークショーに出演する予定で、パンフレットには清原氏の写真が掲載されていたという。

　しかし、同所のHPには、清原に代わって元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の野村克也氏が出演することが告知され、同所は清原の出演中止について「理由は分からない。野村氏に代わったということしか聞いていない」とコメント。

　所属事務所が疑惑を否定しているだけに、公の場で“シロ”であることを証明すれば騒動は収束したはずだが…。

　「いまボートレースは公営競技の中で各メディアに対する出稿料やイベント出演のギャラが破格でとにかく金がある。各所にギャラをふっかけていてだんだんお呼びがかからなくなった清原だけに、おいしい仕事に飛びついたようだが、今回の出演キャンセルでもう仕事はボートレース関係の仕事は来なくなるだろう。当日の混乱を避けるために違いないが、いつになったら“シロ”であることを証明するのか」(週刊誌記者)

　所属事務所は「糖尿病と診断され入院」と発表しただけに、今回は単に体調が回復していなかっただけかもしれないが、「今月に入ってからも某テレビ局のバラエティー番組収録でヤクザとの関係を大声で吹聴したり、差別用語を連発したり、まったく使えないコメントばかりだったという。そろそろ仕事がなくなりそう」(テレビ関係者)というが、13日発売の「文春」に続報が掲載されるかが注目される。