−−まず、中間の調整過程を聞かせてください。
「当初はドバイ遠征を予定していたが、馬インフルエンザの影響で検疫が複雑になり回避。日経賞に目標を切り替え、調整してきました」
−−最終追い切りは蛯名騎手が騎乗しましたが、何か報告を受けましたか?
「1週前の追い切りに有馬記念以来、久々に乗ってもらったら『(動きは)最高!』といってくれたし、26日もひと言『大丈夫』と。有馬記念とそん色ないデキで出走させられる」
−−休む前と比較して変わったところは?
「ハードなケイコをやっても、体が減らなくなった。動きにも迫力を増し、風格が出てきましたね。とにかく、変わらないのが一番だし、状態に関して心配な点は何ひとつない」
−−意気込みを。
「59kgと久々がちょっと気になるけど、勝たないといけないレース。有馬記念がフロックだったといわれたくないですから(笑)」
−−理想の枠順は?
「今の中山は内が伸びているので、できれば内枠がほしい。そうなれば有馬記念のようなレースができるし、自ずと結果はついてくると信じています」
−−このあとは香港遠征(香港クイーンエリザベスII世C 芝2000m 4月27日)ですか?
「勝ったら直ちに検疫の準備に入ると思います。三二の天皇賞・春より、右回りで距離も二千と条件は最適。有馬記念を勝ったことだし、海外に向けて夢を膨らませてもいいんじゃないですか」