デビュー当時の80年代に社会現象となった「ディスコ・ブーム」と「角川映画」をテーマに、ディスコ音楽のカバー集「Cage」、角川映画がモチーフの新曲集で初めて自身の名前を冠にした「明菜」を2枚同時発売。
「Cage」は明菜初のディスコ音楽に特化したカバーアルバム。歌手の荻野目洋子の名曲「ダンシング・ヒーロー」、英2人組ユニット、ユーリズミックスのヒット曲「Sweet Dreams」など邦洋楽9曲を自ら選曲したという。
「明菜」は角川映画をモチーフにした新曲で構成。主題歌を作るように各映画の世界観や物語のイメージを楽曲に踏襲して制作し、ヒット映画「人間の証明」や「野性の証明」などが題材に上がっているというのだ。
「企画制作にも自ら参加しているということは、一時期に比べて仕事に対するモチベーションが高まっている証拠。体調が安定しないことが危惧されていたが、すっかり復調に向かっているようだ」(音楽業界関係者)
現在、明菜はロサンゼルスを拠点にした制作活動と、11月から始まるディナーショーの準備を進めているというが、復調したとなると、期待されるのは…。
「ディナーショーのチケットはかなりの争奪戦。チケットがとれずに残念な思いをしている全国のファンも多いはず。しかし、テレビに出演してその歌声を披露して健在ぶりをアピールすれば全国のファンも喜ぶはず。メモリアルイヤーのしめくくりとしておおみそかの紅白に出演すればこれまで支えてくれたファンに対する最高の“恩返し”となるだろう」(芸能記者)
紅白での生歌披露に期待したい。