「いずれも演技派のイケメンである高橋一生と中村倫也の間で揺れ動く女心を絶妙に演じた。黒木の強みは、まったく媚びる感じがないので女性に嫌われないところ」(テレビ局関係者)
高校・大学時代は学生演劇で活躍し、演劇界で注目の存在に。2010年に野田秀樹氏の舞台で初舞台を踏むとオファーが殺到。14年にはオーディションを経て映画「小さいおうち」で山田洋次監督作品に初出演し、「第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)」を受賞。日本人女優では4人目の快挙で、最年少での受賞となった。
「あまりの演技力に、今年2月放送のテレビ朝日のスペシャルドラマ『疑惑』で共演した米倉涼子さんは、『もう彼女とは嫌!』とギブアップ宣言したほどだったそうです」(同)
気になるのがそんな黒木の私生活。14年に共演した舞台役者・玉置玲央とのデートを報じられたが、以後、浮いた話はない。
「玉置とは報道が出たせいで発展しなかったようだ。普段はメガネをかけているせいもあって、存在感が消えています。かなりの酒豪のようですが、演劇論を交わしながら飲むのが好き。そのせいか、柄本明の次男の柄本時生ぐらいしか話の合う相手がいないようです」(映画業界関係者)
華のない私生活は、その性格も影響しているようだ。
「まだ駆け出しのころのインタビューで、『私は主役にあまり興味がない。脇役でどれだけ光るかを目指している』と話していました」(映画ライター)
名前より実力のある女優を目指して突き進んでいるようだ。