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チャンピオン井岡一翔選手が防衛戦を振り返る…心が折れそうになるときもあった

 ボクシングのWBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔選手が23日、都内で開催されたパチンコ新機種「フィーバー 海猿」の発表会に登場し、トークショーを行った。

 「フィーバー 海猿」は、海難救助らに従事する海上保安官の活躍を描いた人気マンガ『海猿』とパチンコがコラボした機種。フルCGアニメで映像を開発し、発表会には、『海猿』作者の佐藤秀峰氏も出席。

 チャンピオンベルトを肩にかけ、ステージに登場した井岡選手は、見事3度目の防衛を果たした昨年大みそかのタイトルマッチを、「時折、心が折れそうになるときもありましたが、皆さんの応援もあり、戦い抜くことができました。まずは、勝てたという結果自体はよかったと思います」と振り返った。ただ、「すべてがうまくいくこともなく、課題も見つかりました」と甲の緒を締めた。

 初めてベルトを手にしたときは、「世界チャンピオンになったんだ」と実感したというが、「今は僕のベルトなので、僕以外の誰にも任せないという気持ちでいます」ときっぱり。「普段からやってきた事実が大事だと思います。その事実を試合のリングで証明できたら、必ず自分の元にベルトは戻ってきます。普段の練習でも自分自身に負けないように、そして、少しでも自分に厳しくできるようにと考えています」と語った。(竹内みちまろ)

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