デビュー戦は、今回と同じ仁川のマイル戦。道中は折り合って中団を追走し、抜群の手応えで4角外からマクって行くと、直線で追い出され残り1ハロンで楽に先頭。そのまま後続をグングン突き放し3馬身半差の圧勝でした。
その後は放牧を挟み、目標通り札幌2歳Sへ。その前走は、ゲートで出負けして半馬身ほど遅れ後方からの競馬に。道中は若さを残すようなところも見られましたが、4角で他馬と接触などありながらも直線は外からしっかりと伸び、勝ち馬から0秒1差2着。厳しい競馬になりましたけどヒルむことない根性は素晴らしいし、最後はかなり勝ち馬に迫っていましたからね。放牧明けで、しかも牡馬相手の上、力の必要な洋芝でこれだけ長い脚を使えての2着、というのは評価大です。勝った馬は強いですし、メンバー的にもハイレベルなレース。ここへ入っても素質は全くヒケを取りません。
この2戦はメンバー最速の脚を見せているように終いもしっかりしており、最後まで集中して走るのもいいですね。切り替えの上手な馬ですから、レースでは強弱をつけたいいパフォーマンスができています。信頼度は高いですよ。
熱発で入厩が遅れましたが、立て直しての状態は問題ないし、後ろからプレッシャーをかけられる調教も、思惑通り気持ちが前面に出て効果を表しそう。十分に力を出せる仕上がりです。
スピードとパワーを兼ね備えていないと、克服できない阪神の外回りコースで、ただ一頭経験している仁川のマイル戦。圧勝した舞台で、姉妹制覇を達成します。
(1)アヴェンチュラ
(11)レーヴディソール
(14)ダンスファンタジア
(7)リトルダーリン
(17)マリアビスティー
(5)フォーエバーマーク
(2)ハピシン
3連単フォーメーション
(1)(11)(14)→(1)(11)(14)(7)(17)(5)(2)→(1)(11)(14)(7)(17)(5)(2)
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。